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2008年3月31日

3000Times

 エイミー・ワインハウスはライブが3000倍カッコイイ。

 今WoWoWでやってんだけど、もう寝なきゃ。

 CD聴くよりライブだな、やっぱ音楽はね。

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OVER80

 結局花見はできないんだ。

 桜満開の土日はめいっぱい休日出勤だ。

 これで今月は時間外勤務80時間オーバー。

 疲れた。めっちゃ疲れた。

 今日はヘッドフォンステレオで音楽聴きながら仕事したので心は安らか。

 マーラー「大地の歌」、交響曲第2番、第4番、マーチン・テイラー The Valley、マウリツィオ・ポルリーニ モーツァルトピアノ協奏曲12番&24番、メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲1番、2番、マイケル・ブレッカー Pilgrimmage、ミシェル・カミロ&トマティート Spain Again 連続聴き。

 通勤の音楽はチャットモンチー。

 音楽があれば疲れも半減。

 平日は、さすがにヘッドフォンステレオ姿で仕事はできない。

 …。

 土曜の桜。通勤前に写メ。

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2008年3月27日

まくら

 会社に布団の展示販売が来ていたので、まくらを買った。

 むちゃくちゃ疲れているのによく眠れんでえ、低反発まくらでも買うか、と思って立ち止まったらダウンまくらを勧められ、それを買った。

 今日こそは寝るぞ、と思ったのに、サッカーやってるし。

 どうする、俺。

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2008年3月25日

ハードディスク足りね

 がっくし。

 家に帰って、ニュース観ようとテレビを点けたら、「ハードディスクが足りねえぞ」ってビデオのメッセージが大写し。

 薔薇のない花屋、35分しか録れてねえ。

 …。

 …。

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2008年3月23日

ヒロウトロウヒ2

 昨日、日生劇場に行く前、秋葉原で下りて石丸電気レコードセンターへ寄り道。

 先日の木嶋真優リサイタルで聴いたレスピーギのヴァイオリン・ソナタの録音が欲しくて、地元のCDショップを探したもののどこにも置いていないので、やはり秋葉原、やはり石丸と言うことで出向いたのだった。

 レスピーギのヴァイオリン・ソナタの録音について、事前に調べたがあまり情報はなく、現在手に入りそうなのは、ハイフェッツの録音と、ムターのライブ録音。

 1階から順に探すがみつからず、4階の輸入盤売り場でムターのリサイタルをやっと1枚発見。

 anne-sophie MUTTER RECITAL 2000
 シュツットガルトのベートーベーン・ザール、2000年5月の録音のようだ。ピアノはLAMBERT ORKIS。
 プロコフィエフのソナタとCRUMB(誰? クラムって読むの?)の4つのノクターン(?)とウェーベルンの4つの小品とレスピーギのソナタ。

 せっかく買ったのにまだ聴いてない。(^^;

 この1枚だけ買うつもりだったのだが、またもや浪費…?

 せっかくなのでムターをもう1枚。

 Dutilleux(誰? アンリ・デュティーユって読むの?)の「Sur le meme accord」(クルト・マズア&フランス国立管弦楽団)と、バルトークのコンチェルト2番(小澤&ボストン)と、ストラヴィンスキーのコンチェルト(ポール・ザッヒャー&フィルハーモニア管弦楽団)

 今まで何となくムターを避けていたのだな。ムターが出てきた頃を思い出す。有能な若手ヴァイオリニストはユダヤ人かロシア人ばっか、みたいな状況にカラヤンがドイツ人ヴァイオリニストを育てようとムターを起用したとかいうことを聴いた覚えがある。

 その後、日本人の有能な若手(漆原啓子とかmidoriとか加藤知子とか…)が台頭してきて、何となく日本人中心に聴いて、外人はユダヤ人ばかり、パールマンとかクレーメルとかしか聴かなかったのだった。

 と、ここで気づく。ムター&パウル・ザッハー&ザ・フィルのストラヴィンスキーの録音は持っていた。ルトスワフスキの曲とのカップリングだった。他のも持ってたりして…。

 ま、しゃーねーか、とりあえずじっくり聴いてみることにしよう。

 好きな小川典子さん。特集ディスプレー台にいろんなCDが面差しされていた。その中から2枚買った。

 ラフマの協奏曲2点セット。3番の演奏はすごいな。ユニークで刺激的。飽きずに何度でも聴けそう。単にロマンティックなだけではない、超絶技巧と共にパワフルでタイトなハンマリングで、甘美ではない深く重く峻険な趣のあるラフマが完成している。

 1997年の録音か。これも持ってたりしたらショック。たぶん無いけど。

 ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番&第3番
小川典子(p)/Owain Arwel Hughes(指揮)/Malmö Symphony Orchestra

 デュビッスィーのシリーズ第4弾。前3枚は持っている。これ、買ってないかな、と心配になって店の人にいつ出たのか聴いた。約1カ月くらい前、というので買った。

 Debussy Piano Music Volume4
 小川典子(p)

 これは寝る前に聴こう。

 ゲルギエフの春の祭典。

 Stravinsky/THE RITE OF SPRING
 KIROV ORCHESTRA, MARIINSKY THEATRE, ST PETERSBURG
 VALERY GERGIEV

 大好きな曲なのだが決定打となる録音を持っていない。昔から聞き慣れているバーンスタイン&ニューヨークフィルを超える感動が今もってない。ゲルギエフ&キーロフ・オーケストラ。意外とあっさりした演奏。雑に感じるような荒々しさ、テンポは速め、なんか忙しいかな。バレエをキレイに見せるにはこんな演奏がいいのかも。演出的で、純音楽的でない。音楽からだけでは、原始の世界観みたいなものが見えてこない。後半は土俗的な色彩が出てきて、リアルかなこの音、人間が踊るには。後半はすごく好きかも。ロシアのバレエ団がこの演奏をバックにどのようなパフォーマンスをするのか観てみたい。

 カップリングはスクリャービンの法悦の詩。これはとてもいい。美しく、神秘的。躍動的なリズムと、美しいハーモニー、劇的な展開、いろいろな喜びを感じることのできる演奏。

 この盤、録音が抜群にいい。

 

 ヒラリー・ハーン。この人も特集されていた。聴いたことないのだが、シェーンベルクとシベリウスのコンチェルトを買ってみた。最後の1枚だった。共演はエサ=ペッカ・サロネン、スウェーデン放送交響楽団。

 演奏家が初めてならシェーンベルクのヴァイオリン協奏曲も初めて聴く曲。これはなんと美しい曲。室内楽的な小編成のオケは、ヴァイオリンのソリストを浮き立たせるような演奏。オーケストラの弦は厚く、ソリストの弦の音とは極端なコントラストが付く。金管、木管とソリストのアンサンブルもキレイ。

 そしてシベリウスにビックリ。

 名曲として知られていたけど、イマイチパットしない曲だと思っていたのだが、ヒラリー&サロネンの演奏を聴いて認識は一変した。

 この曲こんなに面白かったのか。こんな風に書かれていたのか。シベリウスの交響曲に観られるような音楽的なユニークさがやはり存在していたのか。今まで聴いてきた演奏は、どうもこの曲の持っている「音楽のしかけ」をピックアップできていなかったのではないか。ソリストが奏でるメロディーばかりに気を取られてはいけない。ヴィルトオーゾの見せ場ばかりに気を取られていてはいけない。音楽的にものすごくたくさんの仕掛けがしてあって、オケとソリストの絶妙の、対等の関係があって初めて成り立つ音楽だったんだ。感動ですよ、ヒラリーさん、サロネンさん。

 ヒラリー・ハーンの演奏はかなり好きかも。この方も音楽的演奏者。学究的アプローチを見せびらかさない感じ。簡単に言うと暖かい。芸術家然とした冷たい演奏ではない。好きです、ヒラリー。他の演奏も聴いてみよう。(来日してたのね、知らなかった)

 楽器は19世紀のフランス楽器ヴィヨームだそうだ。先日、木嶋真優から楽器にはこだわらない、という話を聞き、このヒラリー・ハーンの音を聞くと、やはり、ストラドやガダニーニ、グァルネリなんかにこだわらなくても、いい音、いい音楽は生み出せるのだということが分かる。

 あと、店内に流れていたポリーニのモーツアルト協奏曲。

 ウイーン・フィルを弾き振りしたライブ録音らしい。いい演奏で、しばらく店内で聞き惚れて、「演奏中CD」を確認、よく見たらレジ台に並んでいたので1枚取って購入。

 Mozart/Piano Concertos K.414 & 491
 Maurizio Pollini/Wiener Philharmoniker

 ポリーニのモーツアルトは初めて聴く。ショパンの印象しかなかった。(^^;

 ピアノ協奏曲12番・24番。古典的、室内楽的、いい味わいの演奏。録音もいい。

 ポリーにはちょっとつまずくようなところも見受けられる演奏だが、凡庸なモーツアルトにならないところが巨匠たるところかな。面白い演奏。この人のピアノは音がいいな。

 疲れてると色々買ってしまう。憑かれてるのか?何かに。

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そこぬけにだいしっぱい

 ちりとてちん、観てなかった3週分をまとめて観た。

 やっぽおもろい。

 泣き笑いや。

 ところが3週目、昨日の録画は冒頭30分が高校野球の開幕式に!

 そーこーぬーけーに失策!

 最後の大事な2話が観られへん。

 NHKのいけず!

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2008年3月22日

こつじきどものおぺら

 疲れた。

 しゃべる元気もない。

 10時過ぎに起きて耳鼻科でアレルギーの薬をもらってご無沙汰していたマッサージに向かうも休診。

 へとへとである。マッサージは絶対に受けたい。ということで、前から気になっていたカイロ、整体の入口をくぐる。全身整体、1時間4500円、安い。少し生き返った。

 で、昨年12月に取っていたチケットを片手に有楽町に向かう。

ベガーズオペラ
内野聖陽/笹本玲奈
森公美子/橋本さとし/島田歌穂/村井國夫ほか
2008/03/22(土) 17:00~ 日生劇場

 12月には少し暇な部署に移って安心してたんだけど、2月に再び元の部署に戻され、この年度末の忙しさだ。わかってたらチケット取らなかったのに。もともとそんなに乗り気なミュージカルではなかったのだ。

 それでも取ったのは好きな内野聖陽と笹本玲奈の舞台だったから。

 2人とも素晴らしかったす。

 それだけ。

 いや、森公美子さんの怪演もよかった。

 音楽はバロック風。ロック風味も入ってるけど、ノリのいい音楽ではない。

 演出は客いじりが面白いけど、他はイマイチ乗り切れない。

 疲れてたせいもあるでしょうけど、好きじゃない。

 3時間半は長かった。

 1幕と2幕の合間、こつじきの皆さんが客席の間を歩き回って、色々もらい集めていた。

 特にモーリー、森公美子さんは大量のドーナツ(クリスピークリーム)をもらって大はしゃぎ。

 変なミュージカル…。

 それにしても笹本さんは演技も歌もスタイルも抜群だった。

 そして大好きな内野さんはカッコよかった…。

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2008年3月20日

激悲愴

 久しぶりにTCPOのティアラこうとう定期を聴いた。

 昨年の10月に買っていたのか、このチケット。よくもまあこの年度末に仕込んだものだ。今日も同僚は仕事に出ているはず。ぼくも4時間ほど出るつもりでいたのだが、体を起こすことができなかった。よって完全休養。

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
第12回ティアラこうとう定期演奏会
2008/03/20(木・祝) 15:00~
ティアラこうとう大ホール
指揮:矢崎彦太郎
クラリネット:大谷淳子
コンマス:松野弘明

 江東公会堂でのプログラムには日本の作曲家の音楽が入る。

 今日は北爪道夫さんの「オーケストラのための〈空〉」。

 約5分の短い曲だが、ものすごくキレイなメロディーと、立体的なオーケストレイションがメチャクチャ気持ちいい曲。深くて高くて、様々な表情を見せる〈空〉の情景が浮かんでくる。マリンバなどのパーカッション類を巧みに使う編曲は大好き。これはいい曲。

 うっとりして聴き終わったら、指揮の矢崎さんが客席に誰か探す動作。

 なんと、作曲の北爪さんが来ていたようで、舞台に上がってご挨拶。

 ここでちょっと残念だったのが、会場係員が、着席していなかった客を席に案内していたこと。作曲家を舞台に招くときにそれはないだろう。この辺が区の公会堂らしさということかな。

 2曲目はモーツアルトのクラリネット協奏曲。

 ソリストは大谷淳子さん。

 クラリネット奏者の名前はほとんど知らないのだが、この方も初めて聴く名前と演奏。

 このクラリネット協奏曲は好きな曲でCDではもう何百回も聴いている。(何百は大げさか。百数十回…)

 ぼくの愛聴盤は20年位前、当時の同僚、現在のだめのKiss編集部にいるKから薦められて買った輸入盤。テア・キングのバセットクラリネットによる演奏だ。(彼女はDameの称号が付いているようだ。すでに故人)

 もともとこの曲はモーツアルトが没年となる1791年にバセットクラリネットのために書いたらしい。今日のソリスト大谷淳子さんは普通のクラリネットで演奏。(とプログラムに書いてある)

 演奏は素晴らしかった。大谷さんは本当に楽しそうに、踊るように体を動かしながら吹く。オケの演奏中も音楽に乗って体を動かしている。こういう人は好きです。演奏の質ははっきりいってよく分からんが(^^; 若々しくてよかったと思う。十分モーツアルトになっていたし。

 オーケストラの弦がまた見事に響いて、美しく、軽やかで、心躍るような演奏だった。クラリネットよりも弦に聞き惚れていることが結構あったほど。矢崎さんはこういう美しい曲を美しく弾かせるのがうまいのか。

 休憩を挟んでメインの「悲愴」、チャイコフスキー交響曲第6番。

 第一楽章冒頭、かなりゆっくりしたテンポで、重くスタート。遅めのテンポで一曲通すのかな、と思っていたら、途中からものすごい速いペースに変わった。

 あんまり悲愴っぽくないかも。一楽章最後の方、チェロのピチカートでブラスがメロディーを奏でる部分、多くの名盤、名演では、かなりゆっくり、じっくり、朗々と演奏するのだが、矢崎さんの指揮は速いテンポで軽やかに、まるでフランス音楽のような華やかさのあるユニークな演奏だった。

 二楽章、五拍子と変則ながら、ワルツのような楽しい曲。矢崎さんの指揮は、やはり速めのテンポで軽やかに踊るように演奏。ただ、その明るさによって、逆に目立つ神経質な音があることに気づく。全編に通して奏されるティンパニの一定のリズムの不気味さ、チャイコフスキーはこの楽しい音の裏に、なんであのティンパニーを配したのだろうか、と、これまで気にもならなかったのだが今日の演奏では不思議に感じた。明るいけど終楽章の悲愴につながる一定のテーマが通っているのでしょうか。

 三楽章のマーチも明るく高らかにド派手にハイテンポに。

 そして一気に終楽章。

 矢崎さんの悲愴は、激烈な悲しみ。胸をかきむしられるような、深く強い苦悩。テンポは速め、音も強い。オーケストラも一~三楽章とは別の楽団のような大熱演。一つ一つの音を大切に、矢崎さんの渾身のタクトに応えている感じ。ものすごい熱演に思わず涙が出そうになった。やばい感動。

 激烈なる悲愴。こういう演奏もいい。

 家に帰って、一杯やって、BShiを観てたら、小澤とBPOで悲愴をやってた。巨匠然とした演奏。ドイツっぽいというか、ベルリンぽいというか。よく聴く名盤の味わい。ただし、小澤さんらしく、楽譜に書かれている音符を一つ一つ丁寧に再現する感じが新しいかな。

 終演後、矢崎さんのサイン会に並ぶ。おじさんばっかり並ぶ。

 このCDはTCPOのメルマガで発売を知った。フランス音楽を得意とする矢崎さんの新譜。

 別のメルマガで矢崎さんの叙勲のお知らせを読んだ。
 「2008年2月26日付でフランス政府より、フランス芸術文化勲章オフィシィエを授与」とのこと。
 おめでとうございます。

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2008年3月15日

Hot Tea Time

 31年、32年ぶりかな、降り立った駅の周辺に当時の面影はなく辺りの風景はすっかり様変わりしていた。新越谷。高校時代の友が住んでいた街。当時は駅を下りるとあたりは空き地や畑、唯一大きな建物はちょっとはなれた国鉄武蔵野線の南越谷駅。

 今日訪れた新越谷は、いかにも私鉄沿線の乗換駅。昔よりJRの駅が近くなった気がする。隣接しているのだ。あたりは商業ビルが建ち並び、駅前はごちゃごちゃ。

 ダイエーを探す。駅前の地図を頼りに線路伝い、ではない、高架脇の道を歩く。

 今日の目的はダイエーの隣、サンシティホール。

 駅から3分にあるコンサート会場は、人影も少なく、のんびりと、一足早い春盛りの日差しにぽかぽか照らされながらそこにあった。

114th TeaTime Concert
木嶋真優 ヴァイオリン・リサイタル

木嶋真優(vn)/江口玲(p)
2008/03/15(土) 14:00~
サンシティ越谷市民ホール・小ホール

 年度末の追い込み時期。前売りは買わずに当日券で入る。仕事にかり出されることはなかった。とはいえ、もう心身ともに限界にあったので、今日は完全に仕事から解放、心も体も。

 木嶋さんの音楽は、とっても音楽的。変な言い回し。別の言い方なら、ノリがいい。

 クラシックでも、音を楽しむ音楽的な演奏家と、学究肌の音学的な演奏家がいるように感じる。木嶋さんは前者の感じ。もちろん演奏家としてのキャリアによってずいぶん変わってくるとは思うのだが…。木嶋さんはまだ大学生だそうだ。

 レスピーギとリヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン・ソナタ。

 レスピーギのソナタは初めて聴いたが、とってもいい曲。リズムや音の強弱を遊ぶように弾く木嶋さんにピッタリの曲。音が多彩で、ピアノとヴァイオリンだけで交響楽のような厚みのあるサウンドが作り出されてエキサイティング。あまりにも美しいメロディや、ローマ3部作にも通じる、表題が付きそうなドラマティックで映像が浮かんでくるような曲だ。

 コレは気に入った。伴奏の江口さんも抜群のテクニックと音楽性で、思わず伴奏に聞き惚れた。木嶋さんとの相性もいい。二人で一つの魅力的な音楽を作り上げていた。

 リヒャルト・シュトラウスのソナタは、昨年の大晦日、五嶋みどりさんのリサイタルで初めて聴いて、今日が2回目。

 この曲はレスピーギに比べると地味目、いかにもクラシック的で、リヒャルト・シュトラウスの表題付きの交響詩と比べるとドラマティックさには欠ける。しかし最終章は一気に盛り上がって、木嶋さんらしさが出た。

 …。らしさなんていうと失礼か。たいして聴いたわけでもないのに。

 R.シュトラウスのソナタもよかったけど、レスピーギの方がすごかった。お客のノリも半端じゃなかったし。本気のカーテンコールが鳴り響いた。

  1. ヴィターリ:シャコンヌ
  2. レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
  3. ファリャ:歌劇《はかない人生》より スペイン舞曲

Tea Time

  1. R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18
  2. チャイコフスキー:憂鬱なセレナード 変ロ短調 作品26
  3. ラヴェル:ツィガーヌ - 演奏会用狂詩曲

encore

  1. モンティ:チャールダーシュ

 小品もなかなか。

 CDでもびっくりしたスペイン舞曲。これはライブバージョンはもっとすごい。ほんまもんの舞曲。聴衆をドライブする、ワクワク感たっぷりの演奏だった。

 それからアンコールのチャールダーシュ。川畠成道の演奏で2度ほど聴いた。川畠さんも超絶技巧曲が好きだが、木嶋さんも好きなようで、というか、アンコール用の曲なのかな、木嶋さんの演奏はコレまでに聴いたどの演奏よりも早い、鬼のような見せびらかし系のすごい楽しい演奏だった。「どうだ!」って感じ。

 後半プロの曲順に若干?な気もするけど、いい演奏会だった。

 若々しくホットなティータイムコンサートだった。

 ティータイムブレークのあと、司会(構成)の岡部真一郎氏によるインタビュー、といっても客から集めた質問集。

 木嶋さんの話は面白かった。哲学を持って自分の道を歩いてる、かなり気が強そうだ、面白い。

 使っている楽器は演奏会によって変えているという。そのホールの特性、その国の気候、その日のコンディションなどによって。今日の演奏会ではロッカを使ったそうだ。ロッカについてググってみると次世代のストラドとか言われているようで19世紀の楽器。ロッカはストラドをモデルにして楽器を作ったようだ。

 木嶋さんは、「前は楽器にこだわっていたけど、今はこだわりはない」という。最初にストラドを体験したそうだが、その後はどんな楽器を使ってもストラドに近づくように演奏するように心がけているという。

 肩当ては子供の頃から嫌いでしていないと。「しない方がよく響く」とも。

 練習法にしても恋愛にしても留学先にしても演奏法にしても楽器にしても、すべて自分流。何事も心がけ次第、自分流をプラス思考で肯定して、信じて進んでいる姿が凛々しいのだった。

 最後にホールについて。

 新越谷は錦糸町から1本、直通の急行で28分、510円。近い。めちゃ近い。

 小ホールは客席は後方に向かって大きくせり上がって見やすい、聴きやすい造り。音もよく鳴る。ただし空調の音が気になる。

 入場と同時に上のCDを買った。

 リサイタル後のサイン会では、家から持って行った下のCDにサインをもらった。何か声をかけようと思ったけど、やっぱり出なかった。サインをもらってオジギをしたら、とびきりの笑顔を送ってくれた。

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2008年3月 9日

魂の演奏

 客がまったく入ってないコンサートに行ってきた。

 名演だった。

 空席が本当にもったいないと思った。

すみだ平和祈念コンサート
戦争レクイエム
Sumida Piece Memorial Concert, War Requiem
指揮:クリスティアン・アルミンク
ソプラノ:ジェラルディン・マクグリーヴィー
テノール:ロバート・マーレイ
バリトン:石野繁生
合唱:栗友会合唱団(合唱指揮:栗山文昭)
児童合唱:東京少年少女合唱団(合唱指揮:長谷川久恵)
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
2008/03/09 15:00~ すみだトリフォニーホール

 錦糸町のすみだトリフォニーホール、東京大空襲(昭和20年3月10日)では錦糸町、亀戸一帯、ひどいことになった。その錦糸町でやる戦争レクイエム、意味が深いと思う。多分、演奏者も皆、思うところがあったんじゃないだろうか。

 聴いたことのなかった曲なので、1月にCDを買って何度か聴いた。今日もコンサートの前に聴いてみた。

 現代曲なので、イマイチつかみ所がない。戦争だし、レクイエムだし、ノリのいい曲でもない。

 なんか不安。寝てしまったらどうしよ、コンサートで。しかも昨日から花粉症が本格化してヤバイ状況。

 トリフォニーホールで過去最高にいい席に座った。チケット購入は昨年の10月プレリザーブ。S席で11列17番。中央やや下手より。

 トリフォニーホールの音って硬質で冷たいと思っていたんだけど、今日の席で聴くとすごくいい音。温かく、バランスもよく、いつも気になっていたフルートの高域のつんざくような響きもなく、残響もほどよく、いい音響のホールでした。

 オケの構成は大編成。通常のオケの前に、弦楽五重奏と木管五重奏が並ぶ。さらにパーカッションとハープのソロ。

 オケの後ろには大編成の混声合唱団。ステージは一杯一杯、端っこまでぎっしり人が埋まってる。児童合唱が入るはずなのに、合唱団は乗り切れない。

 さらに、声楽のソリスト、テノールとバリトンはステージ前方、ソプラノは混声合唱団の中央に一人。

 見た目だけでも大迫力である。オーラが違うのだ。海外のトップオケのような、並々ならぬ迫力。

 客席には空席が山ほどある。これだけの出演者で、この客の入りではペイできないのじゃないか?なんて心配をしつつ、演奏開始。

 第1曲「永遠の休息を」Requiem Aeternam。ブリテン指揮盤に比べておとなしい印象。くらーいメロディがさらに元気なく感じられ、入り込みにくい。

 合唱がクリアに聞こえる。「レクイエム アエテルナ」の歌詞が繰り返される。栗友会の合唱はいつも素晴らしいのだが、今日はいつも以上に表現力を感じる。

 児童合唱がどこからともなく聞こえる。客席後方から降ってくるような感じ。美しい声と高い表現力、実力のある児童合唱団だ。

 オケには役割があるようだ。合唱の時はオーケストラ、ソリストの歌のバックは弦楽五重奏+木管五重奏+ソロハープ+ソロパーカッション。

 テノールソロは英語の詩。

 第2曲「怒りの日」Dies Irae。金管合奏が大活躍するのだが、抜群のアンサンブルを聴かせてくれた。金管がこんなに美しい演奏会も珍しい。どっか破綻するものだが、それがない。

 ソプラノはどうやらラテン語の、本来のレクイエムの歌を歌っているようだ。ものすごい迫力の歌。

 だんだん音楽に入り込んでいく自分がいる。

 う、しかし、鼻の調子が悪い。花粉症が…。鼻水が…。ハンカチでおさえながら聴く。

 第3曲「奉献唱」Offertoriumから終曲まで息もつかせぬ迫力で音楽が迫ってくる。ブリテン指揮盤にあるほど大げさなメリハリの付け方はせずとも、十分にメッセージが伝わってくる。

 アルミンクの戦争レクイエムは、ドラマティックな演出よりも、重厚で落ち着いて厳かな印象が強い。63年前の死者たちへの追悼の気持ちと、二度と繰り返すまいという平和への祈りの意味を強調したのだろうか。

 第3曲の冒頭はオルガン伴奏による児童合唱なので、アルミンクは指揮をせず、児童合唱のパート終了を待つ。そして静かに演奏に入っていく。

 アルミンクは曲が終わったあとの余韻をものすごく長くとって、なかなか指揮の手を下ろそうとしない。スコアに余韻の長さも指示が書いてあるのか? CDも最後の曲が終わってから、ずいぶん長い余白が記録されている。

 このころからお腹が鳴り出す。やめておくれよ。お腹を押さえながら聴く。なんか落ち着かない。対訳の紙を落としそうになりあわてて押さえ、紙の音をとどろかせる失敗。なんてこった。

 第4曲「聖なるかな」Sanctus、第5曲「神の子羊」Agnus Deiと、バリトン、テノールのソロが聞き物だ。特にテノールのロバート・マーレイの歌には、並々ならぬ思いが込められているように感じた。歌詞が英語なのでよけいそう感じたのかもしれないが。そしてマーレイの英語は美しく、とても聞き取りやすいのも影響したかな。バリトンの石野繁生は、歌は素晴らしいのだが、英語の詩が聞き取りにくい。ネイティブと比較するのもなんだが…。

 第6曲「我を解き放ち給え」Libera Me。最も厳かな曲。アルミンクの演出がピッタリくる。最後は消え入るように合唱の声が小さくなって終了。このあとの余韻も長く長くとるアルミンク。指揮する手を下ろしきってからも、しばらくは客席に余韻。そしてぱらぱらと拍手が始まり、長く長く続く。

 特に3人の歌手とアルミンク、合唱団、そして児童合唱団に大きな拍手。アルミンクが室内合奏パートのメンバーを立たせる。すっばらしい演奏だった。あのメンバーに入った人たちはみんな凄腕だと思う。

 オーケストラの演奏もよかった。昨年の第9は正直イマイチ、イマニ、イマサンくらいだったので、演奏後に団員が指揮者を褒め称える姿が何とも鼻についたのだが、今日の演奏は指揮もソリストも合唱も室内楽も児童合唱も、そしてオケも、すべてがワールドクラスだと思えた。

 聴いてよかった。録音してたら買って聴くのだが。

 こんな魂のこもった名演は何度でも聴かせていただきたい。

 ところで、あのホールでいつも感じるのだが、ステージが客席に向かって倒れかかってくるような錯覚を覚えるのはなぜだ。床がフラットすぎるのかな。緩やかに後ろに向かって上ってる普通のホールとは造りが違うのかもしれない。どうにも落ち着かなくていけない。

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しずかじゃん

 PCからオーディオへつないでるライン出力線に、トランスをかましてみた。

 20年位前に買って、結局使わずほったらかしにしてあったマランツのDLT-1。ピュアオーディオには結局トランスは使いたくないって結論にいたって、4万円以上したDLT-1、ほこりかぶってたわけだが…。

 驚くほどいい音になった。(^^;

 何よりもコレまで気になって仕方なかったノイズがまったく無くなった。デジタルノイズってやつ。耳障りなあれ。

 ブリテンの「戦争レクイエム」自作自演版CDをmp3にエンコしたやつを聴いてみた。

 ちょっと腰高ではあるけど、クリアで音の粒だちがはっきり。

 音場感もアップした感じ。

 これはいいね。もっと早くやっとけばよかった。

 PCには贅沢だけど、家にライントランスが転がってる人は試してみる価値有り。(いるか!そんなやつ)

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2008年3月 8日

まれにみる

 まれにみるクソ映画。

 VANTAGE POINT

 観てしまった…。不覚………。

 人間描けよ。周到な準備を描けよ。

 大統領とバーンズの関係も、テロリスト達の背景も、計画に巻き込まれていく人間の心情も、なんにも描かれていない。この手のフィクションは事件が始まるまでをいかに周到に緻密に描くかにかかっているのだが。2時間程度では描けまい。天野っちが絶賛してたんで、期待して観に行って大損こいた。

 2時間程度に短くした為に、テンポが速過ぎてサスペンスのカケラもない。むしろ笑っちゃう。情けない。

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ヒロウトロウヒ

 疲労と浪費には関係性があると思う。

 メチャクチャ疲れて眠りも浅い呼吸も浅い思慮も浅い。

 またまた浪費ですわ。

 午前中、アレルギーの薬をもらいに耳鼻科に行ったら歴史的混雑。診察すんで薬屋で処方薬もらったら昼だ。

 空腹に耐えかね、バングラデッシュ人のやってるカレー屋でランチを食い、オリナスのタワーレコードへ。

 一昨日買えなかった華ちゃんの新譜を買いに。

 奥華子/恋手紙

 これだけ買って帰るつもりが、ついついヤマイ。

 木嶋真優/シャコンヌ

 ゲロすげー。なんちゃ、このテクニックと音楽性の高さ。ピアノ伴奏もめちゃいいし。テンポの変化、音の強弱、絶妙、虜になる魅力的演奏。録音も抜群にいい。

 選曲がいい。気張ったところがなく、名曲集なんだけど名曲集臭がない新鮮なラインナップ。

 チャイコの憂鬱なセレナードのあとにスペイン舞曲。このメリハリはすごい。そして最後にヴィエニアフスキ。うっとり聞いていると、このラスト3曲にとどめを刺される。この人好きだわ。相性バッチリ。芸術なんだけど芸術然とせず音楽なのだな。

 木嶋真優(vn)/江口玲(p)。ヴィターリ/シャコンヌ、ドヴォルザーク(クライスラー編)/スラヴ舞曲、ストラヴィンスキー/ディヴェルティメント、チャイコフスキー/憂鬱なセレナード、ファリャ(クライスラー編)/スペイン舞曲、ヴィエニアフスキ/グノー「ファウスト」の主題による幻想曲。

 店内にかかっていたアジカンの新譜が終わると、いかすスカパンクの演奏が始まった。なに?これ?カッコイイじゃん?と思い、お店のお兄さんに聞いてみると解散したKEMURIというバンドのラストコンサートのアルバムだとか。

 「? ケムリって解散しちゃったの」

 1枚持ってたな、KEMURIのアルバム。ずいぶん昔に買った「emotivation」。よかったんだけどその後チェックしてなかったな。解散ですか。店内の音もよかったし、視聴機でも数曲聞いて購入決定。ライブ音源、40曲入り2枚組、ほぼベスト盤系。

 KEMURI/ALIVE Live Tracks from The Last Tour "our PMA 1995 - 2007"

 視聴機でレコメンド。ロージー・ブラウン? 知らぬ。「こいつは本物だ」なんて手書きPOP。アコースティックサウンドにのせて美しい高音と反面力強い中低音の魅力的女性ヴォーカル。フォークとジャズと、なんかいろいろ入った、不思議なサウンド。全体にマニア入ってますが、どこの人?UKか。ノリのいいアップテンポの曲と、ナイーヴなスローな曲。スローなのには大貫妙子を彷彿させる歌もあるけどヴォーカルはもっとしっかりしてる。

 これもむちゃくちゃ気に入った。音楽性高く、気持ちいい。

 Rosie Brown/Clocks and Clouds

 グラミー独占とか言ってました。今年は観てない。聴いてもいなかったので買ってみた。ちょこっと視聴して。古き良き時代って感じか? アメリカもALWAYS現象なのか?

 これは買ったけどほとんど聴かないかも。昨年のディクシーチックスだっけか、あれと同じく買ってみたけど系。これぞ浪費ですわ。…と思ったけど、お家で聴いてみると結構いける。音質も古くさい。どんな録音やねん。ヘッドフォンステレオで聴くかというと、やっぱ聴かない気がする。外で聴いても気分アゲてくれなさそう。

 Amy Winehouse/Back to Black

 時はさかのぼって一昨日。華ちゃんの新譜が売り切れていたヨドバシでイヤホンを買った。

 デノン/AH-C700

 視聴もせずにメーカー信じて買った。口コミも仕入れずに買った。失敗だった。ひどい。ドンシャリ…というより、ドンドンシャリシャリ。アルミ削り出しのハウジングが音に影響してんでしょう。中域が出てこないし、音源によっては高域も低音に埋もれる、あるいは高域だけシャリシャリ。なんだこれ。原音に忠実、って書いてあるので、音源の良し悪しが如実に出るってことでしょうか。

 イヤーパッドは、ソニーやオーディオテクニカとまったく同じもの。シリコンゴム系のヘナヘナ素材。こいつを少しいじればなんとか聴ける音になるのだろうか。あるいはエージングが進めば?

 コレは浪費。かなり浪費。疲れてるとろくなもの買わない。そして疲労はドッと増幅。

 カナル型のイヤホンは失敗続き。昨年の7月に買ったシュアーのSE210は1年たたずにコードのシールドがめくれてきたし。

 イヤホンは安物にするか、思いっきり金出すか、どっちがいいのだろうか。

 そういえば華ちゃんの新譜。一聴ではなんとも。インパクトは相変わらずないのだ。ききこむうちに離れられなくなる、いつものパターンかな?

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2008年3月 6日

週末は泣こう

 久々に早く帰れたので、華ちゃんの新譜を買おうとヨドバシに寄ったものの売り切れてた。

 そのかわり発売されるのを待ち望んでいたDVD「私のちいさなピアニスト」を発見。即座にゲット。

 それから、一青窈の新譜、DVD付きを購入。こったパッケージ。こういうのは片付けに困る。(^^;

 他に絢香の新譜とチャットモンチーの新譜。

 華ちゃんの新譜は週末に買いに行こう。

 そして「私のちいさなピアニスト」で心ゆくまで泣くのだ。

 最近たまってるから洗い流すのだ。

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2008年3月 4日

なんの役にも立たない

 ひさびさに苦笑。

 報道ステーションの年金特集。

 どうして報ステは年金とか、お金の問題になるとこう頭が悪いのか。

 税方式だと○○万円以下の年収だと損をするだの、そういう切り口しかできない。

 しかもその前提は、拠出と給付の現状をそのまま置き換えたら、というあり得ない条件によるもの。

 現状をこのまま継続することなどできるはずもなく、であれば、足りない年金財源は税金で穴埋めするしかない。

 もし、税方式と保険料方式、どっちが得か損かをシミュレートするなら、給付額の現状を維持できない分を国庫負担する、あるいは反対に給付額を減らす、あるいは両方併用する(百年安心プラン)のケース別にして、その結果家計(国民経済)に与える影響を加味した上で、一人当たりの生涯の負担と受給額の差分を算出するなど、科学的に検証すべきだろう。

 国庫負担にしても給付減にしても、国民の家計は縮小せざるを得ない。つまり消費税アップと同様である。

 全額税負担(基礎年金)の場合と比べて、一人当たりの拠出対給付額の推移はどうなるのか、それは何年スパンによる計算なのか、生活水準はどうなるのか。何年を起点に、その後何年間、どういった家計における経済なのか、正確に検証した上で放送すべきだ。それが報道だ。

 古館氏は一方で、日本のおばさん達が外貨を買いまくるおかげで、外国投資家が金余りになって原油を買って価格高騰、日本の物価を押し上げて景気を悪くする、なんて論調を繰り広げながら、年金の場合は保険料や国庫負担、税方式による経済の変動を無視するって、おかしいと思うのだが。(笑)

 なんの役にも立たない情報をたいそうに垂れ流すなっつーの。観て損した。

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2008年3月 2日

キセキなのか

 おとついの晩のライブで絢香と若旦那がデュエットした曲、「キセキ」というのか。

 昨夜ググって、moraにないかな、と探したけどダウンロード販売はしてないようなのでタワーレコード行って買ってきた。

 アーティストは「てるてるbabys」。歌っているのは「MCキッズ」。ひょっとしてムコ多糖症の子供達? 若旦那がプロデュース、歌を作ったのはMINMIだった。若旦那の奥さんになっていたのか、いつの間にか。どころか、ママになっていたのか。世間に疎いな。

 絢香の表現力抜群の歌唱と、若旦那の新米パパの精一杯の歌唱がとっても感動的だったんだけど、子供達の歌声も心に響く。

てるてるいのち

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2008年3月 1日

絢香祭り

 年度末の超過密スケジュールと月末の作業が重なってほぼパニック状態の中、わがままざんまい、定時ちょっと過ぎに会社を出て絢香祭り参加。

POWER OF MUSIC
絢香

GAKU-MC/広沢タダシ/平原綾香
塩谷哲/大橋卓哉 from スキマスイッチ
若旦那 from 湘南乃風/コブクロ

 席は上々。ステージも上々。

 手作り感のある音楽祭。

 絢香がジャンルを越えたアーティスト達と、楽しさと緊張感あふれるコラボを繰り広げる。

 司会も絢香。おしゃべり好きな絢香が人の話を聞く役というのも面白い。…それでもけっこうしゃべってたけど。

 若旦那が子供の為に作った歌は抜群によかった。絢香とのデュエット、最高だった。子供の心で、子供のことばで、ママとパパへのメッセージ。親の目線で、まだ赤ちゃんの子供の気持ちを歌った歌。名曲。曲名は…きずなだったかなあ…。忘れた。残念。

 あーやは独特の話っぷりが会場全体にクスクス笑いを招く。やっぱあーやはすげー。

 広沢タダシ、懐かしかった。塩谷哲、美しいピアノだった。大橋卓哉、スキマの歌よりレディマドンナと三日月の方がうまかった。GAKU-MC、つかみはオッケーだった。コブクロ、協賛は日産cubeだった。

 絢香が直メールで出演依頼した人たちらしいけど、コブクロだけは政治的においが…。まあお金が無くてはステージは作れないのだが。

 ステージ構成はさすが。絢香のスタッフはセンスいい。絢香のセンスもいいんだろうけど。

 ライブは、絢香が世界のめぐまれない子供達の現状を訴えるためのもの。自分のツアーより説教臭くなくカラッとした印象で好感。若旦那もしめっぽいライブにしちゃ何も伝わらない、カッコよくしなきゃダメ、と言っていた。確かに、めちゃくちゃ面白いライブになっていた。絢香うまいからコラボ企画で面白さ増幅。

 そして、2人とも、まず知ってほしい!と口をそろえてメッセージ。

 こないだラジオで聞いたバナナの話を思い出した。

 毎日バナナをおやつに食っていたのでつい聞いてしまった。

 フィリピンのバナナ農家は外国に売る為のバナナを作り続け、日本では数本100円で売っているバナナを作っても1円しか稼げないとか言っていた。

 なんだかなあ。何も知らないでいたけど実体は搾取ってやつ?

 封建時代の悪大名みたいなものか?

 搾取されている農民の家計はどうなのか。子供達の生活はどうなのか。

 帰りに会場外のNGOのテントに寄ったが、めちゃ込んでいて展示している子供達の写真を見ることができなかった。

 で、本だけ買った。募金のために用意しておいた5000円で、おつりは寄付。

 どこかで聞いていたけど、右から左へ聞き流していたような、世界の子供達のつらい現実、そして、国民レベルでも支援できる希望の現実がまとめられている。

 バナナはどうか。フェアトレードのことが出ている。

 毒入り餃子のせいで、日本の食糧自給率なんかがあらためて大きな話題になっているけど、ヤスイ食い物の裏にはアンフェアな貿易が隠されているかもしれない。

 どうすりゃいいのか。

 世界はつながっている。大きなことはできなくても、個人のレベルで助けられる人を一人でも助ける。

 そういうことなのかな。

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